究極の焼肉とは?和牛を極めた匠の技
昨年西麻布に誕生した焼肉レストラン「焼肉X」は徹頭徹尾食材= 和牛にこだわり抜いた店だ。プロデュースは肉マイスターとして知られる田辺晋太郎氏が肉をセレクト。一方の調理は「BLT STEAK」「Ms AOYAMA」 など人気のステーキハウスで料理長を勤めた川崎亮シェフが就任。肉に関しては考えられる限り国内最高の2人のタッグによって「焼肉X」は生まれた。「焼 肉X」は全部で 4つの個室、全16席のみの完全予約制。1日4組のみがその究極の焼肉を味わえる。4つの個室は完全に独立している為、接待にもプライベートにも、時間を気にすることなく、ゆったりと焼肉を堪能することができる。「焼肉X」で使用している肉は日本各地をたずね歩き選んだ3銘柄のみ。宮崎県の「都萬牛(とまんぎゅう)」、兵庫県の「但馬玄(たじまぐろ)」、三重県の「松坂牛」 だ。この極上の肉を、個室専属シェフが最高のコンディション、最適の焼き方、 最上のタレ、そして最適の食べ方でもてなしてくれるのだからこれ以上 贅沢な食べ方はない。究極の焼肉の概念を更新したい、そんな方には是非、「焼肉X」をオススメする。きっと長く記憶に残る焼肉体験ができるはずだ。
いただいた命あますことなく味わい尽くす
「 焼 肉 ( てん )」という店名は天、頂上、最上を目指すという強い思いから名付けられた。貴重な生命をいただくことから生産者と食材に感謝し、美味しさを余すところなく割伝える、という意味も込められている。和牛は脂が重いという話もよく耳にするが、それは本当の和牛を知らないからでは?「 焼 肉 」が用意するのは優秀な生産者が育てた最上の和牛。既成概念を覆してくれるはずだ。また、塩でもワサビでもなくタレこそが肉の味を最も引き立てるという焼肉の原点に立ち返っている。そして何より重要なのは焼き加減。「焼肉 」はロースターだけでなく鉄板と、二種類の熱源で焼き分ける焼き台をオリジナルで制作している。そ れぞれの部位ごとに最適の焼き加減で仕上げられるよう、熟練のスタッフが調理してくれるのも贅沢だ。一 口味わうごとに白米が恋しくなるかもしれない。そんな焼き肉の原点回帰の究極系がここにある。提携している生産者たちもまた、健康に育った牛肉のみを使う「 アニマルウェルフェア」を提唱、実践している。命をいただくことの重みを噛み締め、無駄にせずに全て味わい尽くす。唯一無二の焼肉店、「焼肉 」で最上を味わう、そんな至福の時間を。
THE TARE YAKINIKU CUISINE
部位ごとに異なる最適解と調理法への飽くなき探究心
但馬玄のイチボのユッケには、ウニ最高峰といわれる「はだての生ウニ」をトッピング。更に目の前で、シェフがたっぷりのトリュフを削るという一品だ。但馬玄ならではのとろける旨味とウニの甘み、トリュフの芳醇な香りが至高のマリアージュを生み出している。そして熟成香が広がるオリジナルのキャビア缶の中には、食べてみなければ分からない、秘密のマリアージュが隠れている。訪れて、ぜひ味わって頂きたい。
鮪の大トロに匹敵する、さらりとした脂を持つ但馬玄の超希少部位、黒タン。その中心部を薄切りにしていただく。脂の融点が12度と非常に低く、但馬玄ならではの旨味が口の中でフワッと溶けて旨味が広がる。葉唐辛子味噌の爽やかな酸味と辛さも心地よい
特製醤油ダレでいただく但馬玄のハラミ。生産量が非常に少ないことから幻の兵庫・但馬牛といわれる。関東では「焼肉X」のみが取り扱っているので他では食べられない味。
一方赤身肉には、赤身の最高峰といわれ、長期間肥育された都萬牛を使用している。
X’s service
全4室しかない個室は、完全に独立したプライベート空間。
専用のロースターを使い、専属シェフが最適の焼き加減で仕上げてくれる。
最高の和牛を味わうのにワインは欠かせない。
ソムリエが厳選したワインリストには常時500種類以上が揃う充実のラインナップ。なんとブルゴーニュの神と称される伝説の造り手Henri Jayer(アンリ・ジャイエ)までお目にかかれる。
都内随一の品揃えと言っていいだろう。