1. TOP
  2. JOURNEY
  3. The Siam Hotel
INDEX
目次

ザ ・サイアム

The Siam Hotel

まるで小さな美術館美欲を満たすアーバンリゾート

2012年のオープン以来、そのモダンで優雅な佇まいが話題となっているバンコク屈指のアーバンリゾート「ザ・サイアム ホテル」(The Siam Hotel)。3エーカーの敷地に世界的な建築デザイナーであるビル・ベンズレー氏が、クリエイティブディレクターでオーナーファミリーの息子であるクリサダ・クラップ氏と手がけたホテルとして、バンコクでも人気のラグジュアリーホテルだ。まるで植物園のような、熱帯植物のジャングルが広がる吹き抜けのアトリウムや、贅沢で優雅なアールデコ調の内装、オーナーが蒐集した1000種類以上のアンティーク・コレクションや美術品など、まるで小さな美術館に泊まっているような気分を満喫できるだろう。

アールデコデザインのクラシックモダンなホテル

チャオプラヤ川沿いに建つザ・サイアムホテルは、バンコク初のアーバンリゾート。5つ星ホテルが軒を連ねるバンコクの中でも、ホテル好きの間では憧れともいえる“隠れ家”だ。特筆すべきは、わずか39室の客室のすべてがスイートルームとヴィラであること。
そして、アーティスト一家が経営しているだけあり、オーナーの洗練されたセンスが光る個性的かつスタイリッシュなアールデコ調の建物とモダンなインテリア。さらに惜しげもなく飾られているアンティークの逸品の数々…。
美術館さながらの“セレブの邸宅”で、静かで贅沢な一時を過ごすことができる。また、人気のクッキングクラスやサンセットクルーズなど、アクティビティも充実。旅の愉しみとアートに浸れるホテルなのだ。

レジデンス棟はオルセー美術館からヒントを得たというアトリウムで、吹き抜けを囲むように客室が並ぶ。
メイン棟から独立してヴィラが並ぶ。プールヴィラのベッドルーム。シノワズリーな内装が特徴的
ロビーラウンジの奥にあるアンティークショップでは、オーナー自慢のアンティークが販売されている。

心ほどける、微笑みのリゾート

伝統とアートに囲まれたザ・サイアム。ここではアクティビティも充実している。全ての客室にプライベートバトラーサービスが付くので是非、滞在プランの相談を。ゲストに寄り添うバトラー達が心が躍る体験を案内してくれるだろう。

バトラーが叶える五感を満たすアクティビティ

01.Cooking Studio

本格的なタイの家庭料理が学べる
リピーター続出のクッキングクラス

ここではザ・サイアムで体験できるアクティビティの数々をご紹介しよう。中でも、オススメしたいのは料理長Damri氏によるクッキングクラスだ。
教室はホテルのメインダイニングの一角。築100年程のタイの伝統的家屋を移築した建物。緑溢れる開放感のあるキッチンの中、プライベートレッスンを楽しめる。
フォーシーズンズやマンダリン・オリエンタルをはじめとする一流ホテルのレストランを率いてきたキャリアの持ち主であるDamri氏。彼の教室はホテル仕込みの上質な味でありながら、タイの家庭料理が学べるとリピーターも多い。クッキングクラスを開いているリゾートホテルは多いが、ここほど丁寧で自宅でも再現可能な料理クラスはないだろう。人気があるのも頷ける。
他にも、ガーデンでアフタヌーンティーや、ライブラリーで美術品を鑑賞、チャオプラヤ川でのサンセットクルーズなど、アクティビティが充実している。

20年以上に渡り世界の名だたる一流レストランを率いて来たシェフ。材料の選び方から、調理器具の使い方まで、日本でも再現可能なようにと気を配った指導だ。そして、料理中はいつも笑顔が大切と教えてくれる。大切な人へつくる料理に笑顔は最高のスパイスなのだ。親しみやすく、丁寧なシェフにはファンが多く、リピーター続出しているのも納得だ。

タイ家庭料理13品のリストが事前に送られて来るので、ゲストはその中から3品をピックアップしてリクエスト。
日本人にも人気のタイ風焼きそば「パッタイ」なども選べる。ダイニングの中にあるオープンキッチンで、シェフがマンツーマンで教えてくれる。

02.Afternoon Tea

イングリッシュガーデンで
楽しむ優雅な
アフタヌーンティー

1階にあるカフェチャ(CAFÉ CHA)では、午後2時から5時まで三段トレイのブリティッシュスタイルのアフタヌーンティーが楽しめる。事前にバトラーに頼めば、外のイングリッシュガーデンを貸し切り、優雅なアフタヌーンティーも可能。チャオプラヤ川を眺めながら、緑の中で寛ぐ。午後の穏やかなひと時を過ごすには最適な空間だ。

03.Spa

タイ屈指のハイエンドSPA
「オピウム スパ」

ホリスティックなアプローチに定評のあるオビウムスパ。「世界のベスト・シティスパ」にも選ばれ、空間や技術はもちろんのこと、プロダクトへのこだわりが素晴らしい。トリートメントに使用するオイルやパックは100%ナチュラルな成分を配合し、化学成分は一切配合していない。肌の再生と癒しを求めて、旅のハイライトに訪れてみては。

04.Gym

GYMでタイ伝統の
ムエタイを習得

ジムには、バンコクのホテルで初というムエタイのリングも併設。経験豊富なプロのトレーナーから、本場のムエタイを習得できる。グローブやウェアはもちろん完備、初心者から上級者までレベルに合わせて1日から1週間のトレーニングプログラムが提供されている。はじめての人でも安心してタイ伝統のムエタイ体験ができる。

05.Library

ライブラリーで美術品を鑑賞

ザ・サイアムのオーナーはタイを代表するアーティスト一家、スコソル・ファミリー。1階にあるライブラリーでは、そのオーナーが蒐集した美術品のコレクションがディスプレーされており、必見すべき場所。奥はフィルムライブラリーで、スクリーン付きのシアタールームで観賞が可能。2階に上がると、心地よい雰囲気のレコードルームもある。

06.Sunset Cruise

サンセットクルーズで、ロマンチックタイム

ホテルのすぐそばを流れるチャオプラヤ川のサンセットクルーズ。ライトアップされた幻想的なワット・ルアンをはじめ、グランドパレス、チャイナタウンなどバンコクのウォーターフロントの素晴らしい景色を眺めながらロマンチックな一時を楽しめる。サイアムオリジナルカクテルと共に、暮れていく夕時を大切な人と過ごしてほしい。

07.Order Breakfast

早起きしてリバーサイドへ。
サイアム自慢の充実メニューの朝食

リバーサイドの「チョンタイレストラン」でいただく朝食。メニューはメインを選択するオーダー形式とビュッフェスタイル。サイアム自慢の伝統的なタイ料理が豊富で、いくつでも選択可能。辛さや味の好みもオーダーできるので、自分好みの朝食を堪能できる。10種以上ある、搾りたてのフレッシュなスムージーも是非試していただきたい。

08.Bar

クラシックなBarでオリジナルカクテル

ダイニング「デコバー&ビストロ」はアールデコ調のインテリアデザインのシックなダイニング。個室はジムトンプソンをテーマにした調度品で飾られている。2階のバーは12時までオーダー可能で、食後のナイトキャップに最適な場所だ。バーテンダーにサイアムオリジナルのカクテルをオーダーして、小粋な夜を過ごしてほしい。

INFORMATION
The Siam Hotel
INDEX
目次
MAGAZINE
電子書籍
2020 WINTER
- Feel in Nature
- Luxury Lodge
- Okinawa Time
- Tokyo Uodate
電子書籍はこちらから