1. TOP
  2. JOURNEY
  3. Soneva Fushi
INDEX
目次

ソネバフシ

Soneva Fushi

リゾートの概念を変えた
ソネバブランド始まりの地

生茂る木々、白く輝く砂浜、透き通った青い海。誰もが夢見るパーフェクトなリゾートアイランド。モルディブの美しさを世界に知らしめた魁の島は、持続可能性を追求すると同時に究極の癒しを与えてくれる。

ソネバフシ| バア環礁 モルディブ

ここは始まりの地。1995年、ソネバの創業者ソヌ・シヴダサニ氏がエヴァ夫人と共にリゾートアイランド「ソネバフシ」を立ち上げたのが、この島だ。ソヌ氏はイギリスの田園で暮らした経験から、自然が持つ力の素晴らしさを知っていた。リゾートとはつまり、手付かずの自然の中で過ごすことに他ならないと信じ、探し出した理想郷がモルディブだったのだ。ソネバフシは、バア環礁最大のクンフナドゥ島にある。この環礁は2000年代にマンタの乱舞、通称ぐるぐるマンタが見られることで一躍有名になり、さらに2011年にユネスコの生物圏保存地域に認定された、モルディブでも最も豊かな生物多様性を誇る環礁だ。そんな楽園が首都マーレから水上飛行機でわずか30分の距離にある。プライベートビーチを有する島のヴィラと、海にダイブできるウォーター・スライダー付きの水上ヴィラがあり、どちらも島の環境に配慮したシステムを採用し、佇まいも自然を尊重したデザイン。島に自生する木をふんだんに使用したヴィラは、目に見えない有機的な心の栄養をもたらしてくれるのか、なぜかアクティブに過ごしたくなるから不思議だ。保養地というリゾート本来の真の力がソネバフシには備わっている。それが他にはない唯一無二の魅力なのだ。

2 Bed Room Water Retreat with Slide

海へと繋がる滑り台、遊び心が弾ける大胆なヴィラ

島の南端からジェッティが伸び、8棟のウォーターリトリート(水上ヴィラ)が続く。ラグーンの上に佇む姿がどこか幻想的であたかも絵のようだ。1ベッドルームまたは2ベッドルーム仕様で全棟ウォータースライダー付き

マスターベッドルームに隣接するバスルームは、大きなガラス窓から柔らかな自然光が差し込む、ゆったりとした空間。外にはアウトドアバスもあり、いつでも好きな時に海を眺めながらのバスタイムが楽しめる。

リビングルームは2つ。エントランスからダイレクトに広がるリビングと、もう1つ、ゆったりとしたソファが中心のこの部屋。床にはガラスがはめ込まれた覗き窓があり、ラグーンを行き交う魚たちを眺められる。

本格的なスイムも可能なほどの大きさが確保されたプール。真水なので海で泳ぐのに疲れたという時にも。あるいはデッキテラスでひたすらのんびりするのもいい。水のそばにいるだけで不思議と心が落ち着く。

4 Bed Room Private Residence / Villa38

セレブを虜にする1500平米の贅沢。
別荘のように寛いで

2階にあるベッドルームは螺旋階段で地上から上れるバルコニーとプライベート・バスルームを備え、完璧な安らぎと開放的な眺めを同時に確保した造り。海の風がダイレクトに感じられ、心地よい眠りを享受できる。

プールに半周を囲まれた中央棟には一階にエクステリアに面したリビングとその奥にダイニングがある。どちらも広々と寛いだ雰囲気だ。自然の木そのままの形を生かした独特のインテリアも楽しい気分にしてくれる。

ウォータースライダーのついたプールとサンカン・ラウンジが特徴的な4ベッドルームのヴィラ。木々の向こうに白砂のビーチが見え隠れする。朝はビーチを散歩し、朝食の後は日差しを避けてリビングやテラスで過ごす。あるいはジムで軽く汗を流してもいい。その後はサウナやスティームルームでリフレッシュ。夕刻は冷やしておいた白ワインでアペリティフを楽しみながら暮れなずむ空を眺めよう。

10 things to do in Soneva Fushi

気が向くままに、思うがままに
特別な日常を彩るダイニング

人はなぜ旅をするのか。その答えの一つは未知の世界の探求、そしてもう一つはハイダウェイへの憧れだろう。海と島はその二つを満たしてくれる。海の生き物と共に泳ぎ、島に育つ植物を知り、降る星を見て思いに耽る。心を癒し、人生を豊かにしてくれる数々の体験を通して、旅はより鮮やかに、忘れ得ぬものとなるのだ。

1.Floating Breakfast

1日の始まりをリゾート・ステイならではのシチュエーションで迎えるなら、フローティング・ブレックファストに勝るものはない。朝陽を浴びながら、プライベートプールに浮かべた朝食をゆっくりと味わう。バスケットトレイの中には南の島ならではのフレッシュフルーツ、搾りたてのジュースなどが色とりどりに並ぶ。この美しいワンシーンが、朝の眠気の余韻を綺麗に払拭し、気分をすっきりとしてくれるのだ。ソネバフシの朝食は基本的にプライベートヴィラでサービスされるのだが、水上ヴィラでのフローティング・ブレックファストはとりわけフォトジェニックである。プライベート・バトラーと相談して面白い企みをいろいろと試してみたいものだ。

Stay in Style in Soneva Fushi

望めばそこがダイニング、ドレスコードはベアフット

2.Fresh in the garden

「菜園のフレッシュ」の名が示す通り菜園の上に設えられた空中レストラン、樹上の楽園である。木々を見下ろしながら空中浮遊するかのようなテーブルにつくと、下の菜園で育てられているハーブの香りが体を包み込む。あるいは、レストラン中央のオープンキッチンを囲むテーブルならば、料理をするコックたちの楽しげな様子を目の当たりにすることができる。

メニューに並ぶのは新鮮なオーガニック野菜をふんだんに使った地中海ベースのライトな料理。まずはスローライフ・カクテルと名付けられたハーブたっぷりのドリンクで始める。爽やかな香りが五感を刺激する、美味なるひとときの幕開けを飾るにふさわしい序曲だ。
  

3.Once upon a time

水上レストラン「アウト・オブ・ザ・ブルー」の中にある、エクスクルーシブな個室。8名限定で、特別なディナー体験をしたいというゲストのリクエストに応えてくれる。オーシャンビューを背景に、カウンターに立つシェフはさながら舞台上のエンターテイナー。

メニューは秘密、どんなものが皿上に構築されるのかは見ての、そして食べてのお楽しみである。旬の素材、世界の料理、シェフの故郷の味の話など、屈託のないおしゃべりをしながら、あっという間に時間は過ぎていく。さらに、ミシュランシェフや世界のベスト50にランクインするシェフが期間限定で腕を振るう特別な場所だ。

4.Out of the Blue

5つのダイニングエリアで構成された二階建て水上レストラン。ランチは、ハワイ発祥のポキやベトナム風サンドイッチのバインミーなど、手軽でライトな料理が中心。ディナーはよりバラエティに富んだ本格的な各国料理が楽しめる。もちろんどの料理もベースとなるのは近海の魚介や自家菜園の野菜やハーブで、鮮度はもちろん、素材の旨みが明快、何を食べてもひと味違う。ヘルシーかつ遊び心に満ちたソネバフシらしい食の楽園だ。

5.Wine and Cheese Room

美食の傍に欠かせないのがワイン。ヨーロッパで育まれたこの神の雫は、いついかなる時も、世界のどこにいようとも人の心を掴んで離さない。しかもここではおよそ200 種類のハイエンドワインがグラスで楽しめるというから愛好家ならずとも好奇心を唆られる。芳醇な香りの生ハムや、絶妙な熟成を遂げたチーズと共に、密やかな愉悦に浸るひとときを。新しいワインとの出会いが待っているやもしれない。

6.Shades of Green

豊かに実る多彩な野菜やハーブを間近に見、摘み取って香りを嗅ぎ、口に含むと体に不思議な力が漲ってくる。自家菜園は可能な限りの自給自足を実践するソネバフシの心臓部で、デンマーク出身のシェフ、カルステン・キスターによるヴィーガン・オーガニック・レストランが併設されている。料理研究家として多数の著作も手がけているキスターは、ソネバフシの菜園で育てられた野菜、ハーブを用い、近年世界から注目されている北欧の調理テクニックを駆使して、最先端の料理を実践。植物が持つ独特の旨味を生かした6 皿のコースが主役となる食材の色別に用意されている。植物のパワーと才気溢れる料理人の感性、その融合は食べる者の心に深い印象を残す。

7.Chocolate Time

ソネバ・リゾートが大切にするフィロソフィの1つは、「自然と共にあること」。それは、個々のゲストの心の中にある自然でシンプルな気持ちを解き放つことをも含んでいる。というわけで、So Guilty(とても罪深い)なことに耽溺するのも、ここでは“自然”なのだ。形もフレーバーも様々なプラリネやチョコレートトリュフがずらりと並んだチョコレートルームは抗いがたい魅力の坩堝、さながら往年の名作童話「チョコレート工場の秘密」の世界だ。童心に帰ってウィリー・ウォンカの奇想天外なチョコレート工場を探検する気持ちを味わうのも悪くない。

8.Castaway Picnic

"漂流者ピクニック"と名付けられたエクスペリエンスは、緑豊かな無人島でのピクニックだ。秘密の島へボートで行く。白砂は裸足の足裏に柔らかく、海はどこまでも透明だ。この誰もいない海で泳ぎ、シュノーケリングでカラフルな魚が戯れる姿を思う存分楽しむ。その間にシェフがピクニックの準備をしてくれる。海から上がったらパラソルの下、冷えた白ワインで乾きを癒そう。メニューはあらかじめプライベート・バトラーに相談しておいた。サンドイッチのような軽いものもいいが、やはりその場で調理した出来立ての料理に敵うものはない。

9.Sandbank Dinner

金銭をつぎ込むことで得られる贅沢ではなく、心を豊かにする贅沢。日常を離れ、一生に一度の思い出をもたらしてくれる体験こそが真の贅沢だ。サンドバンクのディナータイムは、まさに非日常体験の極み。ソネバフシの島の北の海上に浮かぶ真っ白なサンドバンクを独り占め、幾つものキャンドルに囲まれてテーブルにつく。夕陽で赤く染まった空が次第に青さを増し、深まる宵闇を眺めながら、ワインを傾ける。ゆっくりと食事を味わい、星空と離れがたいならそのままテントで眠ってもいい。誰もが心に持っていながら忘れていた、プリミティブで親密な気持ちに心が満たされていく。大いなる自然の懐深くに抱かれるのはいついかなる時も人を幸せにしてくれる。

10.Virtual Wine Tasting

南インド洋のリゾートにいながらにして世界のトップクオリティのワイン生産者と繋がり、ダイレクトにレクチャーを受けるという欲張り体験、それがヴァーチャル・ワイン・テイスティングだ。フランス、イタリア、アメリカなどの名だたるワイナリーのオーナーや醸造責任者が実際のエステートを紹介しながら、ワイン造りのこだわりを語り、共にワインをテイスティング。ソネバフシのソムリエが時に応じてアシストし、ワイン購入もサポートしてくれる。海をすぐ傍に感じながらのワイナリー訪問、今までにないユニークなエクスペリエンスである。

INFORMATION
Soneva Fushi
・電話番号|960 660 0304
・客室|48室
・チェックイン|15:00
・チェックアウト|11:00
・ アクセス|マーレ国際空港から水上飛行機で約30分
INDEX
目次
MAGAZINE
電子書籍
2020 WINTER
- Feel in Nature
- Luxury Lodge
- Okinawa Time
- Tokyo Uodate
電子書籍はこちらから