ポールゴーギャンがこよなく愛した南太平洋の真珠・タヒチを巡る
どこまでも澄みきったブルーラグーンが広がるタヒチの島々で一体どんな驚きと感動が待ち受けているのだろうか。ポリネシアンとのふれあいに満ちた船旅がいま始まる。
ソシエテ諸島とタヒチ・イティ楽園を巡る7泊8日の夢のクルーズ
どこまでも澄みきったブルーラグーンが広がるタヒチの島々で
一体どんな驚きと感動が待ち受けているのだろうか。
ポリネシアンとのふれあいに満ちた船旅がいま始まる。
タヒチをこよなく愛した画家ポー ル・ゴーギャンの名を冠したラグ ジュアリークルーズ船「ポール・ ゴーギャン」。1998年の就航以来、タヒチの島々を余すことなく知り尽くしたいと願う、リゾートジャンキー垂涎のクルーズ船だ。 乗客定員332名に対して、乗組員は217名。乗客1.5名に対して クルー1名という比率は、最高水準のきめ細やかなサービスを約束する。客室は全室がオーシャンビュー、その7割がバルコニー付きだ。船内レストランでの食事はもちろん、24時間利用可能なルームサービス、アルコールを含むドリンク類、パドルボートやカヤックなどのマリンスポーツ、 さらに船内チップも含むオールインクルーシブ制。各寄港地ではマリンアクティビティ以外にも様々なエクスカーションが用意される。 また船内にはポリネシアンエンターテイメントクルー「レ・ゴギンズ」 が乗船しており、歌やダンス、タヒチ文化講座を通してタヒチの魅力が伝わってくる。 ポリネシアンスタイルで祝うハネムーンパッケージ、プライベートモツで結婚周年記念を祝うリニューアル・バウ・パッケージも人気だ。 島々を巡りながら、思い出に残るアニバーサリーを体験してみたい。
ラグジュアリークルーズの概念を
覆す贅沢な船内でありながら、カジュアルなスタイル
きめ細やかなサービスとカジュアルな雰囲気。ゆとりと気品ある空間で過ごす、極上のクルーズ。ターコイズブルーの海と澄みきった南太平洋の空が、いつでも目の前に広がる爽快感に酔いしれる。全室オーシャンビューのキャビンは165室。ウッディで機能的な家具を配し、ダブルかツインのベッドタイプが選べる。ベランダ・ステートルーム以上ではバトラーサービスが提供される。船内のドレスコードは“カントリークラブカジュアル”。南の島のクルーズに、堅苦しいネクタイは似合わない。女性なら、レ・ゴギンズから巻き方をレクチャーしてもらえるパレオがお勧めだ。1枚の布があっという間にドレスに変身する様は、傍で見ていても楽しい。船内でも趣向を凝らしたアクティビティやアトラクションが催される。日替わりで記載されたアイテナリーに目を通すと、どれに参加すべきか迷うほどだ。デッキ屋外にあるプールサイドで、シャンパンを片手に南太平洋の陽を浴びる。そんなゆったりとした1日を過ごしてみるのもいい。心地よいラウンジチェアに腰かけて、タヒチの景色を眺めるのも格別なひと時だ
For Your Anniversary
ハネムーンセレモニーや記念日のサプライズを
タヒチアンスタイルで一生の思い出に
ポール・ゴーギャン・クルーズでは、誕生日やハネムーン、結婚記念日などを一生忘れられない記念日として船上で祝ってもらえる。レ・ゴギンズによる歌やダンス、愛の詩で祝福されるポリネシアンスタイルのセレモニーや、タヒチの伝統的なキルト「ティファイファイ」に包まれて互いの幸せを願う愛の儀式など、タヒチならではのロマンティックで厳かな演出が用意されている。
リゾートジャンキーも一目を置いた本格的なフレンチを堪能する
船上では、豪華な食事ときめ細やかなサービスによって特別なダイニングシーンが演出される。オーシャンビューの席や屋外デッキでの食事が楽しめる「ラ・ベランダ」では、寄港地にインスピレーションを受けたアラカルトや、日々趣向を凝らした朝・昼のビュッフェを提供。ディナーは、ミシュラン2つ星レストラン「アピシウス」の元オーナーシェフ、ジャン=ピエール・ヴィガト氏監修の本格フレンチを堪能したい。優雅なメインダイニング「レトワール」では、豪華な内装と共に、魅惑的なスペシャリテが五感を満たしてくれる。ワインとのペアリングも楽しみたい。
よりカジュアルな食事なら、屋上デッキに位置する「ル・グリル」がお勧め。
朝・昼はビュッフェスタイルで、夜はポリネシアンテイストのグリル料理が絶品である。
ポリネシア流おもてなし体験すべき10
行先はゲストの為だけのアイランド陽気なポリネシアン達がお出迎え
各寄港地ではマリンアクティビティ以外にも様々な体験が用意されている。タハア島ではポール・ゴーギャン・クルーズのプライベートアイランド「モツ・マハナ」がある。ここでは「レ・ゴギンズ」も船を降り、風景に溶け込みながら歌と踊りでゲストを待ち受ける。シュノーケリング、ランチBBQ、水上マッサージ、タヒチ文化講座などを1日かけて満喫しよう。ボラボラ島では、魅力的な海洋生物とシュノーケリングしながら間近で楽しむラグーナリウムが圧巻。
サメやエイとの接近遭遇は、一生の思い出に残るエクスカーションになるはずだ。
次に、体験して欲しい10のアイテムを紹介しよう。
1.Snorkeling
タヒチの島々を囲む海は「地上の透き通った青 い楽園」と例えられる。その多様な生態系故に、 科学者はポリネシアの海域を「地球で最も豊 かな水槽」とも称している。ソシエテ諸島のターコイズブルーのラグーンには、多彩な色を持つ 1000種類以上の魚が生息し、世界中の海に 生息するイルカ類の約3分の1が集まっているという。二人でシュノーケリングしながら、海底のキャンバスに描かれたハート型を探してみてはいかがだろう。
2. Helicopter Cruise
ボラボラ島のこの世のものとは思えない美しい姿と、まるで絵画のような眺望を上空からヘリコプターで楽しめる。運が良ければクジラの群にも遭遇できるとあって、人気の高いアクティビティだ。
3. Swim with Dolphins
ドルフィンセンターでは、海洋生物学者と獣医が協力して作ったテホアプログラム(ドル フィンとの遭遇)が体験できる。プログラムは20分間。10分間はイルカについて学び、 10分間はイルカとの交流となっている。
4. Tahitian Dance
ヨーロッパの影響を受ける前のポリネシアには様々なダンスがあったが、現在は男女が輪になって踊り合唱する"ヒヴィナウ"がポピュラーだ。歌には神への礼賛が込められている。ダンスレッスンでは初歩的なポリネシアンダンスを学ことができる。
5. BBQ in the islands
ポリネシア料理の伝統的な調理法の説明の後、BBQに舌鼓。素材をバナナの皮で包んで焼き上げる伝統的な料理や、火山の岩で出来たオーブンで調理した子豚の丸焼きなどが楽しめる。冷たいスパークリングワインのサービスも嬉しい。
6. Cultural Exchange
編み細工講座では、帽子、バッグ、かご、敷物など、様々な日用品の作り方を教えてくれる。材料は、タコノキ、ココナッツ、葦(アエホ)などの植物。タヒチでは古くから伝わる伝統工芸のひとつだ。
7. Sunset Cruise
全長約7m、ジャノー社の優雅なカタマランヨットで、ボラボラ島のラグーン内でプライベートサンセットクルーズが楽しめる。南太平洋の水平線に沈む夕陽を眺めながら飲むシャンパンの味は格別だ。
8. Sunset Cruise
タトゥペインティングにもトライしてみたい。タヒチではマンタ、サメ、クジラ、ウミガメなどの海洋生物は神格化され崇拝の対象だ。タヒチアンが海の民であることの証を、一緒に身に纏ってみよう。
9. Spa by the sea
タハア島のプライベートモツでは、水上に備えられたスパでトリートメントが受けられる。
陽差しを柔らかく遮り、ラグーンを吹き渡る潮風を肌で感じながらのマッサージは、まさに極上の癒しの時間だ。
10. Play with Stingray &Shark
タヒチを訪れるならば、一度は体験して欲しいのが、サメやエイと触れ合えるエクスカーションだ。古代よりサメには一族の先祖の魂が宿るとされ、ポリネシアンにとっては家族を見守ってくれる象徴的な存在なのだという。そのせいかタヒチのサメやエイは、とてもフレンドリーなのだ。本来サメは警戒心が強いのだが、シュノーケリングで入るや否や、次から次にと現れる。エイに至っては、向こうから身を擦り寄せてくるほどの人懐っこさである。究極の体験に、きっと驚くはずだ。