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ワンスイーツ ザ・グランド

One Suite THE GRAND

大人にだけ許されたリゾート
それは美観と美食の新しい形

煌くエメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜が目に鮮やかな、手付かずの大自然が残された離島、古宇利島に佇む上質で洗練された大人のリゾート。島の恵みを存分に活かした美食の数々、ありのままの沖縄の豊かさを感じたい。

ワンスイート ザ・グランド| 古宇利島 沖縄県

眼前に果てしなく広がるエメラルドグリーンの海に架かる古宇利大橋。約2kmに及んで真っ直ぐに走るこの橋を渡ると、沖縄の原風景が今なお残る古宇利島に到着する。古宇利島は沖縄に住む人も賛美するほど透明度の高い海に浮かび、アダムとイブに似た恋物語が受け継がれている。そこから付けられた「恋の島」という名称が、いつしか「古宇利島」と呼ばれるようになった。那覇空港から高速で二時間弱。沖縄北部の今帰仁に位置し、周囲約8㎞の小さな島で、手付かずの自然が残る。長年、島民の悲願であった橋が2005年に開通し、本島からのアクセスが格段に向上。そんな古宇利島に、2021年7月、この島の中だけでリゾートを展開しているワンスイートグループが、フラッグシップリゾートとなるワンスイート ザ・グランドをオープンした。彼らは、古宇利島の頂上に位置する1日1組のヴィラを皮切りに、沖縄県北部を中心に非日常を提供するラグジュアリーリゾートを運営する会社だ。島の魅力を知り尽くした同グループが提案する、この新しいリゾートは、全室テラスつきのオーシャンビューで、大自然が創り出した島の魅力を丘の上から存分に堪能できる。オーナーがこの土地を気に入り、別荘を建てたことから始まった構想なのだ。「大切な人を自宅に招いて、もてなすように、一人ひとりのお客様の心の中まで入り込み、心が震えるサービス」を理念に掲げるこのリゾートで恋物語の続きを描いてみては。

Ocean View Panorama Suite

古宇利島の景美を独り占め
スイートで過ごす特別な日常

リゾート最上階に位置するオーシャンンビューパノラマスイート。壁一面の窓から見渡せるのは、高台に位置したリゾートの立地と、古宇利島の円形が生み出した東シナ海の絶景だ。忘れられない景色を自宅のようにリラックスして楽しみたい。

ザ・グランドの客室は、離島の誇るオーシャンビューがよく見えるよう大きな窓を配置した全22室。部屋に滞在しながら非日常を感じられるよう、どの部屋からも海を一望出来るようにデザインされている。最上階のオーシャンビューパノラマスイートは、会員制で限られた人のみが滞在できる特別な客室だ。名の通り、部屋に入るとまず視界に飛び込んでくるのは果てしない大海原。目の前に東シナ海を一望でき、この壮観な眺めをプライベートな空間で独り占め出来る。大きな窓が特徴的なリビングは、自然の素材を基調としたインテリアで細かなこだわりを感じる。

客室は様々なシチュエーションでの滞在にも適している。例えば、家族で訪れた場合には、四人掛けのダイニングテーブルで談笑しながら明日のプランニングをするのも良し。恋人や夫婦で滞在する場合には、奥のソファーで深く腰を掛けて、二人のこれまでの思い出を語り合うのも良し。そしてもちろん一人でテラスに出て、ジャグジーに浸かりながらただ海を眺めるのも良し。まるで自分の家や別荘のように過ごせるのもエクスクルーシブな空間だから。特別なゲストだけが一望出来る、この絶景を見ずして沖縄は語れないだろう。

オーシャンビューパノラマスイートでは、ベッドルームからも光り輝くオーシャンビューが満喫できる。ベッドルームは2 部屋あり、こちらはマスターベッドルーム。沖縄の日差しを浴びた洗い立ての上質なリネンに包まれ、ぐっすりと眠りたい。この部屋は、リビングを通ることなく、直接テラスや浴室に行くことができ、友人や家族と滞在してもプライベートな空間を保つことができる。

部屋に用意されたオールインクルーシブのドリンク。沖縄名産の泡盛で乾杯すれば、大人の休日の本領発揮というところだろうか。好みのドリンクを嗜みながら刻々と変化する夕暮れ時の空とプライベートな室内でゆったりと自分だけの時間を思いのままに過ごしたい。

Ocean View Garden Suite

ガーデンと海が全て繋がる特別感
プライベートな海を感じて

オーシャンビューガーデンスイートが他の部屋と最も異なる点は、その名が表す通り、この部屋にプライベートガーデンが付いている事だろう。このリゾート自体が島の高台にデザインされているため、一階にありながら目の前に広大な海を眺めることも出来る類まれな立地の客室だ。島の伝統や歴史に敬意を払い、この島の自然を愛するワンスイートグループだからこそ実現した、地の利を理解し、生かした設計と言えるだろう。客室内にはセミダブルベッドが置かれ、ソファーやデスク、広々としたガラス張りのバスルームを備えている。太陽の光の降り注ぐスタイリッシュな室内からテラスに出ると、屋外には海を一望できる庭が広がっている。そこには、専用のジャグジーと広いウッドデッキがあり、誰にも気兼ね無くマイペースに屋外で過ごすことができる。ジャグジーに入れば、目線に地平線が広がり、まるで海に浮かんでいるような感覚が味わえる。テラスに出来た心地の良い日陰の下に寝転べば、時間や日常を忘れて、思い切りリラックスできること請け合いだ。

二人だけの海を眺めながらカップル好みのロマンチックな演出もお手のもの。友人や家族とそれぞれの別の客室に宿泊して、ガーデンスイートに集まるのも面白い。近年、すっかり観光地化してしまい、自然を感じることが少なくなった沖縄本島とは異なる風景がここにはある。今では貴重となった、何千年前と変わらぬ自然、沖縄のラストリゾートと呼ばれる古宇利島の素晴らしさを最大限に生かした、ザ・グランドに身も心も委ねたい。

ラ・ボンバンス古宇利島

フーディー達が注目する
やんばるの"ご馳走"

フランス語で「ご馳走」を意味するホンバンスを店名に冠した、東京・西麻布の「ラ・ボンバンス」が出店したレストラン「ラ・ボンバンス古宇利島」。その独創的な世界観の料理で世界中の美食家を魅了してきた名店が、沖縄の地でのゲストたちを驚きに溢れた美食でもてなす。

Chef’s Counter

ロビーから続く階段を上がると重厚な一枚板の扉へと案内される。扉を開けるとそこは貸し切り可能なシェフズカウンター。そして、その傍には東京・西麻布に本店を構え、その独創的な料理で一時代を築き、10年連続ミシュランに輝く創作和食の巨匠「ラ・ボンバンス」のDNAを受け継いだ「ラ・ボンバンス古宇利島」がゲストを出迎える。

席に案内されると、まず目につくのはテーブルに置かれたメニューだ。絵文字や数字、アルファベットでメニューが記載され、どんな料理かは簡単には分からない。暗号化されたメニューを解読し、料理を待つのも一興か。伝統的な日本料理を尊重しつつ、既成概念に固執しない自由な発想で、美食を追求してきたラ・ボンバンス、オーナーシェフ岡元信氏。そんな岡元氏が惚れ込み、長年交渉し、満を持して総料理長に就任したのが梶原信治シェフだ。北海道出身で、ヒルトン東京など日本中様々な場所で技と経験を積んできた同氏の工夫と遊び心に溢れた料理の数々。従来の沖縄料理をアレンジし、新しい可能性を提案し続けている。「心の記憶に残る料理」の数々、岡元氏と梶原シェフの思いの詰まった、古宇利島の豊かな自然が育んだ食の恵、そして感性を十二分に生かした渾身の一皿に舌鼓を打ちたい。

ザ・グランドが掲げる「味覚で旅する」とは一体何なのか。それを紐解く答えはここにある。東京・西麻布の「ラ・ボンバンス」が出店したレストラン「ラ・ボンバンス古宇利島」。この上にシェフのこだわりが詰まった数々の料理が提供される。古き良き沖縄を残した古宇利島で、伝統や歴史の想いを映し出した料理の数々だ。提供されるのは既存の沖縄料理に新しい発想を注ぎ込んだ、創作料理。古宇利島や名護の地元の食材を生かしつつ、ラ・ボンバンスのアイデアを盛り込んだコース料理が味わえる。例えば、青地の皿を夜空に見立て、その上に白身魚のカルパッチョと色彩豊かな海ぶどうを盛り、ソースで流れ星を演じるロマンティックな料理や、採れたての新鮮なセミ海老をサッと炙り、酸味がきいた特製ソースで味を締める。素材をそのまま生かした料理だからこそ、沖縄食材を五感で楽しめる。旅慣れた美食家達が、この類まれな一皿を体感するために遥々訪れる理由も納得出来るだろう。

一説によると食事の際に、最も働いている感覚は味覚でも嗅覚でもなく、視覚なのだという。そんな人間の本質を理解したラ・ボンバンス古宇利島のもてなし。料理はもちろん、それを引き立てるテーブルセッティングや店内のインテリアにもこだわりがある。島を訪れた際に渡った古宇利大橋を彷彿とさせる、「古宇利ブルー」のランチョンマット。豊かな海によってこの島にもたらされた沖縄食材を生かした料理の数々改めて待ち遠しくなる。そして、広々とした開放的なレストランの空間は、スタイリッシュな設え。目の前に広がるダイナミックな海の魅力を感じられる心地よい雰囲気を醸し出している。

INFORMATION
One Suite THE GRAND
・電話番号 | 0980 51 5770
・客室|22室
・チェックイン|15:00
・チェックアウト|11:00
・ アクセス|那覇空港より車で約2時間
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