1. TOP
  2. JOURNEY
  3. ロンギチュード 131°
INDEX
目次

ロンギチュード131

Longitude 131°

これこそ唯一無二、ラグジュアリーテントの真髄

オーストラリアのほぼ中央に位置し、「地球のヘソ」と呼ばれる
一枚岩ウルルの神々しい姿を望む。悠久の時の流れを肌身で
感じつつ、地球の荘厳さに浸れる、世界の類を見ないロッジがある

文化遺産と自然遺産の両方に該当する複合遺産として世界遺産に登録されているウルル=カタジュタ国立公園。おそらくウルルという名前よりも、先住民族アボリジニの聖地である巨大な一枚岩“エアーズロック”の名称のほうが、馴染み深い人も多いことだろう。そのウルルまで約10キロという至近距離の砂丘地にあって、1日最大35名限定、経度131度に佇むリゾートが 「ロンギチュード 131°」だ。アフリカのサファリテントをベースにした、わずか16棟のロッジで構成され、どの部屋からもウルルの姿を望むことができる。滞在中の食事やドリンク類、ガイドによる専用ツアーに至るまで、全てが宿泊費に含まれるオールインクルーシブである点も見逃せない。アウトバック(荒野)という過酷な環境下にありながら、ここはまるで別世界。スタイリッシュなラグジュアリーテント内では、優雅で快適なステイが約束される。満天の星空の下で、厳選されたオーストラリアワインと地元料理に舌鼓を打つ、オープンエアでのディナーも忘れてはならない。必ずや冒険心と安らぎの両方を満たしてくれるはずだ。

The premium 「Dune Pavilion」

ウルルとカタジュタ、両方の景色を独り占めできる世界で
1棟だけのプレミアムなパビリオン

ラグジュアリーテントが並ぶ所からやや離れた小高い丘にひっそりと佇むのが、プレミアムスイートの「デューンパビリオン」。ウルルとカタジュタの両方の景色を独り占め。この特典が受けられる宿泊施設はここ1棟だけしかない。ラグジュアリーテントが並ぶサイトからやや距離を置き、敷地内の小高い丘にひっそりと佇むのが、プレミアムスイートのデューンパビリオンだ。ウルルとカタジュタの両方の景色を眺められるという、唯一無二のロケーションを独占できる。オーストラリア広しと言えども、この特典が受けられる宿泊施設はここ1棟だけしかない。室内は、独立したリビングエリアとエンスイート付きの2つのベッドルームに分かれており、カップルはもとより友人、家族連れにもお勧めだ。また、屋外デッキに一歩出ると、ゆったりとくつろげるデイベッドや暖炉に加えて、アウトバックを見下ろせるプランジプールも設えられている。パビリオン内のインテリアは、先住民アボリジニのアートワークとオーストラリアの現代作家たちによる家具を融合。落ち着いた雰囲気を醸しつつ、窓から広がる砂漠と緑の柔らかな色彩の、華麗な調和を見せている。 ラグジュアリーテントが並ぶ所からやや離れた小高い丘にひっそりと佇むのが、プレミアムスイートの「デューンパビリオン」。ウルルとカタジュタの両方の景色を独り占め。この特典が受けられる宿泊施設はここ1棟だけしかない。

2017 年の大改装の際に、新た 建てられたのがデューンパビリオン。 オーストラリアの邸宅に用いられている近代建築様式を、ウルルを背景とするアウトバック(荒野)の中に 体現させた見事な設計となっている。
広々とした屋外デッキからは、アウトバックの遠景が広がる。

パビリオン内のインテリアは、先住民アボリジニのアートワークとオーストラリアの現代作家たちによる家具を融合。落ち着いた雰囲気を醸しつつ、窓から広がる砂漠と緑の柔らかな色彩の、華麗な調和を見せている。 オーストラリアの邸宅に用いられている近代建築様式を、ウルルを背景とする荒野の中に体現させた見事な設計。

自然環境への影響を最小限に抑えて設計された
砂漠の中に佇むくつろぎの空間

ラグジュアリーテント
Luxury Tent(15棟)

世界に唯一無二のラグジュアリーテント。砂漠の特等席で見た"世界の中心を独り占め"ウルルとカタジュタの2大聖地を心に刻む

自然と人間が共存し”生命”を 感じる場所。間近に望む圧倒的なウルルの姿は圧巻の一言。

シドニーのエキシビション・センターや 国立海洋博物館などを手がけた、オー ストラリアを代表する建築家フィリップ・ コックス氏によって設計された15棟のラグジュアリーテント。アフリカのサファリテントをモデルにした高床式で、それぞれのテントは自然環境への影響を最小限に抑えるよう、注意深く設計されているという。室内は高さのある天蓋によって開放感に満ちており、床から天井までガラス張りになっている大きな窓からは、ベッドに居ながらにして、ウルルの姿を一望することができる。また、ここでも地元のデザイナーによる手作りの家具や照明が、アボリジニの装飾と相まって、くつろぎの空間作りに一役買っている。砂漠の環境では水が貴重なため、ラグジュアリーテントのバスルームはシャワーのみだが、窓越しに望むここからのウルルの景色は、また違った趣に感じられるはずだ。デイベッドや暖炉が誂えられたテラスで、のんびりと長旅の疲れを癒すのもいいだろう。

テント内は、ソフトな色合いと感触のスローが掛けられたオリジナルのベイリーベッドを備え、快適な寝心地。開拓者の歴史を物語る絵画や資料などが飾られているのも興味深い。

Dining Experience

大自然の恵み溢れるダイニングアウト心ゆくまで大地の香りを愉しんで

【テーブル131°】

砂丘の上に建てられた円形劇場を思わせるウッドフロアデッキ

満天の星空の下で食事を楽しめるオープンエアのダイニング。オーストラリアワインと共に、地元の味を備えた4コースのディナーが提供される。ロンギチュード 131°に常駐している天文学者による星座の解説もあり、ロマンチックなディナーを心ゆくまで楽しんでほしい。

Dune Top Dining

「Table 131°」でゲスト同士の楽しい時間を共有するのもいいが、よりプライベートなオープンエアのダイニングを楽しみたいなら、敷地内にある高台の一画に新設された「デューン・トップ・ダイニング」がお勧めだ。ウッディな背もたれに囲まれたスタイリッシュなアルコーブでは、ウルルを遠望しながらのサンセットディナーが提供される。円形のテーブルの定員は、最小2名から最大4名まで。1日4組までの予約が可能となっている。時間とともに夕陽に赤く染まりゆくウルルを眺めながら、ワイングラスを傾けてはいかがだろう。

ウッディな背もたれに囲まれたスタイリッシュなアルコーブでは、ウルルを遠望しながらのサンセットディナーが提供される。円形のテーブルの定員は、最小2名から最大4名まで。1日4組までの予約が可能。時間とともに夕陽に赤く染まりゆくウルルを眺めながら、ワイングラスを傾けてはいかがだろう。

大ぶりのエビやカニなどの新鮮な魚介類を地元の野菜と一緒に盛り付けたボリューム満点の シーフードサラダ。
オーストラリアに来たからには外すことのできないオージービーフは、定番のステーキで。
アボカドをくり抜 いて器にしたファルシーは、見た目にも鮮やか。砂漠の景色とマッチする彩りに、味わいとともに和むはずだ。 
デザートのチョコレートムー スケーキは、カシスアイスクリームを添えて。








オーストラリアは世界有数のワイン生産国としても有名だ。中でもロンギチュード131°のあるノーザン・テリトリーの隣りに位置する南オーストラリア州は、オーストラリアの生産量の大半を占めている。オーストラリアワインの特長である、シラーズ種とカベルネ・ソーヴィニヨン種をブレンドしたワインは、華やかでフローラルな味わい。ぜひ試していただきいたい。

Dune House

荒野をパノラマで展望できる明るい館内。

ロンギチュード131°の中心部にあるのが「デューンハウス」。ここでは朝食、ランチ、ディナーが提供され、現代風のオーストラリア料理と先住民の材料を使った特別な料理を堪能できる。 また、デューンハウス内にはカジュアルなバーも 完備しており、オリジナルブランドのジンをはじめ、地元のクラフトビールや厳選されたオーストラリアワインが数多く揃っている。

Activity

ウルルとカタジュタのスピリチュアルな探検、
古代アボリジニの聖なる跡を巡る

ロンギチュード131°では、ウルル= カタジュタ国立公園内に関するゲストのあらゆる好奇心を満たしてくれる。残念ながら2019年10月をもって、一般観光客向けの登山は禁止となったものの、奇岩奇石や洞窟などの景色と共に、ウルルとカタジュタの麓で暮らしていた先住民族たちの足跡を辿ることができる。オールインクルーシブに含まれる熟練したガイド達 によるカタジュタツアーやウルル・サンセットなどは、是非参加したい。

カタジュタ(Kata Tjuta)

「カタジュタ」とは先住民族アボリジニの言葉で”多くの頭という意味を持つ。確かに形の異なる岩山の頂は、遠くから眺めると、まるで生き物の頭のようにも見える。カタジュタの中でも知られているのが、「風の谷」と呼ばれるウルパ渓谷だ。ここには往復約4kmの遊歩道があり、岩と岩の間を吹き抜ける風が奏でる幻想的な音を聞きながら散策することができる。

Mala Walk(マラの足跡)

かつてウルルの麓に住んでいた先住民族 「マラ」の足跡を辿るトレッキング。 岩がえぐられた洞窟に沿いながら遊歩道を巡り、洞窟の壁に描かれた古代アボリジニの芸術に悠久の時の流れを感じて。

Uluru Sunset(ウルルサンセット)

ウルルの色の変化は、地球の大気を通過する太陽光線のフィルタリング効果によるもの。デューントップ・バー が開催するツアーに参加すれば、シャンパンとカナッペ を片手に、夕暮れ時のウルルの変容する姿が楽しめる。

Mutitjulu Meander

「ミューティテュル」は、ウルルの麓に位置する、水で満たされた膝の形をした岩穴に因んで名付けられた聖なる場所だ。早朝、日の出に間に合うように到着すれば、神々しい滝壺の姿を拝観できる。

Field of Light

国際的に高い評価を得ている彫刻家ブルース・マンロー氏のインスタレーション。カラフルな曇りガラスの蕾を冠した約5万個の茎で構成されており、ウルルに闇が訪れるのと同時に開花し始める光の芸術は、感動的だ。

INFORMATION
Longitude 131˚
INDEX
目次
MAGAZINE
電子書籍
2020 WINTER
- Feel in Nature
- Luxury Lodge
- Okinawa Time
- Tokyo Uodate
電子書籍はこちらから