誰もがヒロインになれる、ホテル
幼い日に描いていたお姫様と騎士のように、その気になろう
フォトジェニックな場所で大胆な演出を
ファインダーを通して、パートナーの普段は見せない魅力に出会えるチャンス。
男性なら大切な人を守るナイト(騎士)、女性なら理想の王子様を待つお姫様になりたいと想像したことがあるだろう。幼き日に想い描いたそのものの世界が、NYマンハッタンから車で北に30分ほどの街、タリータウンの緑豊かな丘にあるキャッスル ホテル & スパに広がる。
ドライブの先に現れるホテルは、スコットランドにある初期ノルマン様式の城を模した建物で、約120年前に建てられ、1910年までハワード・キャロル将軍の邸宅だった。扉をくぐれば石造りの内装に負けない多くの絵画やアンティークの調度品に囲まれる。長い歴史とは裏腹に、過ごしやすい環境が整っているのは20年前にラグジュアリーホテルとしてリニューアルされたから。更には5年前にセレブリティ御用達のタイ発スパブランド「タン・サンクチュアリ」を開設し今に至る。
他にもクラシックで品のよい装飾が目を引くダイニング「エクウス」は、アメリカン・アカデミー・オブ・ホスピタリティーサイエンス(AAHS)の5つ星を獲得したレストランで、一緒に旅をするプリンセスと舌鼓を打つのにうってつけの場所と言える。
しかも日本人の舌に合う繊細な料理は、姉妹ホテルのサンカラ・ホテル&スパの総料理長武井智春監修が監修したメニュー。国内外の舌が肥えたゲストたちが彼の提案する質の高いフレンチ・アメリカン・キュイジーヌを求めて昼夜問わずに埋め尽くしているのはいうまでもない。夢に見たような世界で照れる彼女の手を取って写真に残してみよう。
いつもよりもドレスアップした、あなたのヒロインを本物のお姫様に変身させる魔法の時間を楽しんでほしい。
Castle
Tapestry Lounge
すべてが絵になるホテルを探索しながら、二人だけのお気に入りスポットを見つけよう。
カメラマンを連れて普段とは違う自分を見つける旅も悪くない。
キャッスルホテルには、随所に思わず写真を撮りたくなるようなフォトジェニックなスポットがたくさんある。まるで中世を舞台にした映画に出てきそうな裏出口。ここを訪れるカップルたちは、映画の登場人物になったような気分で、ロマンチックな雰囲気を愉しめる。
緑が生い茂った石造りの階段を登ると、そこにはキャッスルホテルが。ひとつひとつのシーンが高揚感を高めてくれる。室内に戻れば手塗りの天井画が華やかで温かい空間をつくりだしている応接ラウンジ、そして淡いサーモンブラウンの壁紙が愛らしいバールームに出会える。どこを切り取ってもファインダーに収めたくなる一日の中で、お気に入りの場所を見つけてみよう。
最近は触らなくなったピアノもこの時ばかりは演出で弾いてみるのもいいかもしれない。そうやってお城の世界に浸ることで自然にいつも以上の紳士、淑女らしさが出てくるのを楽しむのもいいだろう。それもここにある全部が『本物』であるからこそ絵になるのだ。
The Great Hall
歴史を重ねたからこその重厚感
キャッスルホテルには、随所に思わず写真を撮りたくなるようなフォトジェニックなスポットがたくさんある。まるで中世を舞台にした映画に出てきそうな裏出口。ここを訪れるカップルたちは、映画の登場人物になったような気分で、ロマンチックな雰囲気を愉しめる。
緑が生い茂った石造りの階段を登ると、そこにはキャッスルホテルが。ひとつひとつのシーンが高揚感を高めてくれる。室内に戻れば手塗りの天井画が華やかで温かい空間をつくりだしている応接ラウンジ、そして淡いサーモンブラウンの壁紙が愛らしいバールームに出会える。どこを切り取ってもファインダーに収めたくなる一日の中で、お気に入りの場所を見つけてみよう。
最近は触らなくなったピアノもこの時ばかりは演出で弾いてみるのもいいかもしれない。そうやってお城の世界に浸ることで自然にいつも以上の紳士、淑女らしさが出てくるのを楽しむのもいいだろう。それもここにある全部が『本物』であるからこそ絵になるのだ。
写真は「ラグジュアリー・スイート」のリビングとベッドルーム。キャッスルホテルには、3タイプのスイートがある。そのなかでも一番広く、ベッドルームとは別室のリヴィングルームがあるのが「ラグジュアリー・スイート」。そのほかには、お城の一番古い部分に位置する「キャッスル・ジュニア・スイート」や、一番あたらしく追加された「キャロル・クリフ」と呼ばれるウィングにある「ジュニア・スイート」もある。どのスイートにも暖炉やキングサイズのベッド、プライベート・バス、ボーズのサウンドシステム、アメニティなどがついている。すべてのスイートで素晴らしい景色が見られるが、とくに「ラグジュアリー・スイート」からの景色は壮観でフォトジェニックだ。
Romantic Garden
豊潤な森に護られた城「キャロルクリフ城」
広大なハドソン川が土地を削って形成された、豊かな森。
その森の小高い丘に位置する「キャロルクリフ城」からは、絶対写真に収めたくなるハドソン川と豊かな森を見渡せる。城の周りには森林に囲まれたロマンチックな雰囲気の広々とした庭園があり、新鮮な空気が美味しい。
扉をあけたら、そこはまるで映画の舞台
ホテルがあるタリータウンは、マンハッタンから車で40kmほど北上したウェスト・チェスターにある。1981年には、城はタリータウンの歴史的建造物に指定され、将来も原型に近い状態で保存されることが約束された。
1995年に、グルメレストランとイベント施設を兼ね備えたラグジュアリー・ホテルに改築。総面積64エーカーもある広大で隅々まで手入れのされた庭園は見事だ。来る人の目を奪う、庭に設置された大きなチェス盤は二人の駆け引きを写す舞台にもなるが、駒をどけるとダンスステージになるので相手を引き寄せ優雅にステップを踏めば二人の距離を縮めるには最高の場所となる。
中世に迷い込んだような世界観は、伝統的な建物や世界中から集められた貴重な収集品が丁重に保存されおかげで、今でもそれらを観覧できる。総面積3,300平方フィートのイベントスペースには、全面に天井画が描かれた40フィートのアーチ型天井など、最もスペクタキュ豊潤な森に護られた城「キャロルクリフ城」ラーな空間だ。
Dine
歴史を重んじながら提供される、伝統と最先端の調理法を組み合わせた料理が楽しめるのもキャッスル ホテル & スパならでは。純白なディッシュに品よく盛られた、彩り豊かな料理は、素材の最も美しい瞬間を料理で表現されている。
Equus Restaurant
天井まで窓が広がっているため、どの席に座っても景色を堪能できる。
日中に見えるグリーンは絵画のようだ。料理を待つ一時も心を飽きさせないこと間違いなし
NYの美食家達も満足させるアメリカン・フレンチ
日中であればテラス席もおすすめ。開放的な空間で見る料理はまた違う印象となる。
庭園が映える清潔感のあるホワイトパラソルの下、オープンな空間が大胆さというエッセンスを加えてくれること間違いなし。白いテーブルクロスの上に食材たちはまるで花が咲くように二人の間をつないでくれる。