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サファイア・フレシネ

SAFFIRE FREYCINET

悠久の自然の営みを肌でひしひしと感じさせてくれる
広大なオーストラリア大陸。タスマニアの絶景の中に溶け込んだ
ラグジュアリーロッジに身も心も任せよう。

氷河期が生んだ奇跡 タスマニア島に佇むモダンなロッジ

オーストラリアの南方海上に位置するタスマニア島。ホバート国際空港から車で約2時間半、コールズベイの自然の中に佇むインパクトのある建築デザインで知られるラグジュアリーロッジが「サファイア・フレシネ」だ。ユニークなマンタの形をした屋根のメインハウスを中心に、海岸線に沿って扇状に建ち並ぶゲストルームはわずか20室 。それぞれが独立したヴィラからは、壮大な景観が楽しめる。敷地内にはゲストのみが許されるプライベートビーチがあり、 タスマニアデビルの保護施設も見学できる。レストランでは、一流シェフによるタスマニアの豊富な食材を使用したモダン・オーストラリア料理を、地元産のワインと一緒に楽しみたい。また、採れたてのオイスターを海上に用意されたテーブルの上で味わえるツアーをはじめ、アクティビティも充実。これら全てがオールインクルーシブである点を、決して見逃すことはできない。

エントランスから望む絵画のような景色

LOUNGE

ガラス越しに目の前に広がる青い海と雄大な半島の景観は実にスペクタキュラー。
ラウンジ内には、バーやライブラリーなどが併設され、くつろいだ時間を過ごすことができる。

ENTRANCE

タスマニアの南西部エリア、コールズベイロード沿いに位置し、 穏やかな湾内全体を見下ろす絶好のロケーションに建っている、サファイア・ フレシネ。敷地内の中央では、マンタ( オニイトマキエイ ) の形の屋根が目印であるメインハウスが、圧倒的な存在感でゲストを迎え入れてくれる。エントランスに一歩足を踏み入れると、ロビーエリアのレセプションの前方は総ガラス張りになっており、船のデッキの先端のようなフロアからはコールズ湾のダイナミックな絶景が、突如目の前に飛び 込んでくる。チェックインの時から感動の始まりが約束される心憎いばかりの演出だ。 吹き抜けのエントランスの下の階に移動すると、開放感溢れるラウンジが待ち受けている。1950年代のデザイナーらの手による、 温もりを感じられるソファやクラシカルなクッションが整然と並べられ、インテリアの1つ1つが洗礼されている。類を見ない絶景とモダンな居心地の良さが共在しているリゾートの顔とも言える空間だ。

極上のエスケープを叶えてくれるプライベートパビリオン

SINGNATURE SUITES

非日常と安心感の両立

一面に木材を使用したスロープ天井は、あえて照明器具やシーリングファンなどは設けておらず、シンプルで開放的な空間となっている。同様に、壁やデ スクの周辺にもタペストリーや額入りの写真など余計なものは一切飾られていない。間接照明のもたらす柔らかな光が寛ぎの空間を演出し、窓から入り込 む景色を、一幅の絵画のように美しく映している。

PRIVATE PAVILLIONS

木の温もりとモダンなインテリアが融合する、落ち着いた雰囲気の室内。
白とオレンジを基調としたベッドルームも寝心地を約束する。ナチュラルウッドのパネルが清潔感を漂わせるバスルームも開放的な空間となっている。ワイングラスを片手にデッキチェアから眺めるハザーズ山脈に沈む夕陽の姿も、また格別だ。

まるで自然の中の一部であるかのように造られたサファイ ア・フレシネ。タスマニアの有名建築家によるデザインは、どのヴィラからも自然そのものがインテリアのように感じられる。ナチュラルウッドの家具を配した室内は、オレンジをアクセントカラーにしたエレガントなスタイル。全部で10部屋あるシグネチャースイートは、広いリビングスペースと眺めのよいデッキラウンジを完備する。バスルームには、グレート・ オイスター湾を見下せるゆったりとしたバスタブと、シャワーヘッド2つのダブルシャワーが備わっている。一方のプライベートパビリオンは、敷地内にわずか4棟のみという最も広い間取りのスイートで、プランジプール付きのプライベートのコートヤードを備えているのも魅力だ。キッチン付きのダイニングエリアも併設しており、ここにシェフが出張して作るスペシャルなディナーを楽しめる。

DINING EXPERIENCE

眼下には宏壮な大地特等席でタスマニアの豊饒な食材に出逢

Palate Restaurant


緩やかな曲面となっている大きな窓からは、ハザーズ山脈とグレー ト・オイスター・ベイを一望する。行き届いたサービスとともに、明るく開放的な食空間を楽しみたい。

「サファイア・フレシネ」に滞在するゲストの胃袋と味覚を一手に引き受けているのが、メインハウス内にある「パレート・レストラン」だ。 タスマニアで最もグレードの高いレストランとしても知られており、世界中の美食家たちからも熱い視線が寄せられている。タスマニアは温暖な気候で、年間300日近くが晴天だという。肥沃な土壌にも恵まれ、ワインの生産も盛んだ。「サファイア・フレシネ」の近隣には、タスマニアを代表するワインセラーが集中しており、レストラン内にも常時種類以上の銘柄が揃えられている。また、フレシネ半島には酪農家も多く、グラスフェッド(牧草飼育)のビーフやラム、熟成させたジビエが有名だ。何より忘れてはならないのが、新鮮なシーフード。目の前に広がるグレート・オイスター・ベイの名前が示す通り、“オーストラリアで一番”と称される牡蠣やムール貝、ロブスターなどが味わえる。これらの豊富な食材を巧みに操るシェフ、 ヒュー・ホワイトハウス氏のモダン・オースト ラリア料理を、存分に味わってもらいたい。

ALL INCLUSIVE

01 : Breakfast

焼きたてのパンの香ばしい香りがフロアに充満する。朝採れの新鮮な野菜を使ったサラダやフルーツと一緒に、
自家製パンやベーグルなどをビッフェスタイルでお好きなだけ。

02 : Lunch

ランチタイムもビッフェスタイルで楽しめる。地元特産の食材を活かした料理が日替わりで
プレート上に並べられている。魅力的な料理の数々に迷ってしまいそう。

03 : Cocktail Time

ハザーズ山脈とグレート・オイスター・ベイの夕景を眺めながら、
オーストラリア産のリキュールやウイスキーをいただく。グラスを片手にまったりと過ごす至福の時間。

04 : Mini Bar

部屋内のキャビネットを開けるとフラットなミニ・バーが出現。地元産のワインやスナックなどが
常備されている。 もちろん、すべてインクルーシブなので遠慮など無用だ。

Dinner

ディナーは、地元の食材をふんだんに使ったモダン・オー ストラリア料理をコースで。
新鮮なシーフードからビーフ、ラムなど、吟味されたタスマニアの味覚をいただく。

ACTIVITY

世界で最もピュアな島 ここでしか味わえない大自然の豊宝

FreycinetMarine Farm
「サファイア・フレシネ」から車で約15分の静かな湾内にあるのが、「フレシネ・マリン・ファーム」。
2005年から牡蠣やムール貝、ホタテなどの貝類の養殖をメインにしながら、ロブスター、サーモン、ウニなどの卸販売を続けている。ここの海産物は絶品との評判で、タスマニアはもとより、オーストラリア本土の有名レストランからの注文が絶えないという人気ぶりだ

島の中にもの自然豊かな国立公園を有するタスマニア。その中でもフレシネ国立公園は1、2を争う絶景地として知られており、ここ「サファイア・フレシネ」を拠点としたアクティビティも豊富に用意されている。四輪バイクでのツーリング、セイリングやシーカヤックで沿岸を巡るツアーなど定番のマリンスポーツもお勧めだが、タスマニアならではの大自然の中に溶け込み、一体化するアクティビティに挑戦してはいかがだろう。広大な半島全体がトレイルコースとして整備されており、三日月型をした白い砂浜とサファイア色の海が広がるワイングラス・ベイへは、約1時間のトレッキングが手軽に楽しめる。また、森林浴を筆頭に、タスマニア固有の有袋類タスマニアデビルのウォッチングツアーやカヌーでのバードウォッチングも貴重な体験と言えるだろう。コールズ湾のビーチやクルージングでは、アザラシ、クジラ、イルカ、ペンギンなどに遭遇できる確率も高い。さらにシューテン島まで足を伸ばし、運がよければ、海岸線でオットセイの大群に出会えるはず。野生動物好きにはたまらない体験となるに違いない。そして、是非トライして欲しいのがマリン・ファーム体験。ガイドと 一緒に浅瀬の牡蠣の養殖場に入り、養殖籠の中から採取したばかりのフレッシュな牡蠣を「サファイア・フ レシネ」専用の海上テーブルで試食できるのだ。もちろん、シャンパンやワインは全て飲み放題。ちなみに参加者は、ガイドが渡すウェーダーに身を包み、まず牡蠣の育て方や洗い出す機械などを見学する。最後に牡蠣を剥くレッスンを受けてから、自分が剥いた牡蠣を存分に試食する。採れ立ての水々しい牡蠣の味は、この瞬間しか味わえない海の恵みだ。

フレシネマリン・ オイスターファームで養殖しているのは” パシフィックオイスター”と呼ばれる大振りな牡蠣と
“タスマニアブ ルー”と呼ばれるムール貝。タスマニアの肥沃な土地と滋養に満ちた水のミネラルが凝縮された味は、非の打ち所の無い絶品である。

The Tasmanian Devil Experience

タスマニアデビルは、唯一タスマニアのみに生息する世界最大の肉食有袋類だ。カンガルーやコアラと同じ仲間だが、気性が荒く、その独特な叫び声のような鳴き声から悪魔 (デビル)との名が付けられている。 現在は、絶滅危惧種に指定され、タスマニアの国立公園内は保護区となっているため、サファイア・フレシネのウォッチングツアーなどで餌付けや生態を見学することができる。

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